株主優待とは
株主優待とは、一定数の株券を権利確定日(権利が確定する日、株主名簿に記載される日)に保有していた株主に対して自社の製品やサービスなどを送る制度です。
保有数や保有期間により提供される商品やサービスの内容が変わるケースがあります。
株主優待の例
私はauカブドットコム証券を利用しているので、 KDDI(9433)の株主優待を保有しています。
以下のように条件でカタログギフトがもらえます。
【権利確定基準月】3月 ※3月31日の株主名簿に記載されることで確定
保有数 | 5年未満保有 | 5年以上保有 |
100~1000株未満 | 3000円相当 | 5000円相当 |
1000株以上 | 5000円相当 | 10000円相当 |
手数料割引もあります。
au割+(KDDI株保有割)のページです。「株」や投資信託を始めたい初心者の方に最適なネット証券会社なら、安心のMUFGグループの「auカブコム証券」へ。
イオン (8267)もなかなか良い株主優待です。
私はイオンの株式を保有しています。 イオンの株主優待は非常にありがたいです。 どのような株主優待か イオ...
他にも、クオカードや商品券、特定のサービスなどなど様々、探すだけでも楽しいです。
株主優待の優待利回り
株式は配当をもらう権利があり、配当利回りを考えますが、株主優待も金額で考えると利回りを計算できます。
優待利回り(%)= 優待品の換算金額(年間合計)÷ 優待をもらうのに必要な投資金額×100
例えば、KDDI(9433)を100株保有、2020年5月1日時点の株価 3,087円 で考えてみると、
3,000円÷(3,087円×100株)×100=0.97%
になります。
配当利回りと一緒に考える
ここで、KDDI(9433)の配当105円とともに利回りを考えると
配当利回り+優待利回り
(3,000円+(105円×100株)÷(3,087円×100株)×100=4.37%
になります。
株主優待投資で有名な桐谷さんは、
配当利回り+優待利回り≧4.0%
で投資対象と考えておられるそうです。
最後に
株主優待は日本独特の権利です。
投資家の方によっては、株主優待よりも配当をUPして欲しいという方もおられますが、株主優待投資もなかなか良いものだと思います。
初めての方、経験の浅い方は、少額で経営が安定している銘柄から始める事も可能だと思います。