IRR(内部収益率)って何?複数の投資対象で比較してみよう!!

IRR(内部収益率)をご存知でしょうか。

私は投資家で有名な村上氏の本でIRRという言葉を知りました。

私の場合ですが、実際計算してみても「何の意味があるやろ?」と感じたのですが、複数の投資対象でIRR値を出し、比較してみると、どう投資判断で利用するのかざっくりとイメージが湧いてきました。

IRRって何?

私がIRRを知ったきっかけが村上氏の本です。

投資家で有名な村上氏の本です。 村上氏が出演し、テレビで複数の親子に授業形式で、お金のことや投資のことを説明している番組があったので...

Wikipediaではこうありました。

内部収益率(ないぶしゅうえきりつ、Internal Rate of Return、IRR)法とは、投資によって得られると見込まれる利回りと、本来得るべき利回りを比較し、その大小により判断する手法のこと。IRRとは、投資プロジェクトの正味現在価値(NPV)がゼロとなる割引率のことをいう。

「内部収益率法」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2019年7月26日6時(日本時間)現在での最新版を取得。

うーん、意味がわかりません。

何とか簡単にわからんもんか…

IRRの計算式

WikipediaにIRRの計算式の記載がありました。

Wikipedia|内部収益率法より

※C0は負の数値とし、キャッシュフローを使って計算する。

自分で計算するのが面倒そうです(^^;

簡単に計算できんもんかと調べてみるとExcelにIRR関数がありました!

これで計算すると非常に簡単にIRRを求める事ができます。

実際にExcelで計算してみました。

仮に、以下のような株式に投資し、5年目に売却したとします。

元本100万円
配当+優待利回り5%
売却時の株価120万円

売る時の株価が120万円の価値だったという状態です。

Excelで計算してみました。

元本-100万円
1年目+5万円
2年目+5万円
3年目+5万円
4年目+5万円
5年目+120万円
結果(IRR)8%

上記のような結果がでました。

計算はできましたが、これだけだとイメージわきません。

この式を使って比較してみた

よくある株式投資でみかけるケースや銀行預金、投資信託を比較してみました。

初期投資額は100万とし、売却(解約)時に配当(利息)があるものとします。

ちなみに数字の単位は「万円」です。

銀行預金のケース

銀行の定期預金で、10年物、利率0.25%で計算してみました。

100万を預けたとします。

経過時間預金の推移IRR計算用
(開始)100-100
1年経過100.250.25
2年経過100.50060.500625
3年経過100.75190.751877
4年経過101.00381.003756
5年経過101.25631.256266
6年経過101.50941.509406
7年経過101.76321.76318
8年経過102.01762.017588
9年経過102.27262.272632
10年経過102.5283105.0566
IRR →1.59%

IRRは1.59%となりました。

高配当銘柄を長期保有のケース

配当利回り3.5%、2万ずつ価値上昇、10年後に売却、というケースを考えてみました。

経過時間株価の推移IRR計算用
開始100-100
1年経過1023.57
2年経過1043.64
3年経過1063.71
4年経過1083.78
5年経過1103.85
6年経過1123.92
7年経過1143.99
8年経過1164.06
9年経過1184.13
10年経過120124.2
IRR →5.41%

IRRは5.41%です。


同様のケースで株価が上がり下がりし、結果的に株価が大きく上がらないケースも計算してみました。

同じく配当利回り3.5%、10年後に売却、というケースを考えてみます。

経過時間株価の推移IRR計算用
開始100-100
1年経過1023.57
2年経過1013.535
3年経過1023.57
4年経過1043.64
5年経過1033.605
6年経過1023.57
7年経過1013.535
8年経過1033.605
9年経過1023.57
10年経過103106.605
IRR →3.83%

このケースだとIRRは3.83%です。

それでも銀行預金に比べてIRRは高いです。

配当は少ないが高成長銘柄を保有するケース

ほぼ配当なしで高成長する銘柄を3年で売却するケースを考えてみました。

配当利回りは0.3%、売却時の株価は2.5倍とします。

経過時間株価の推移IRR計算用
開始100-100
1年経過1500.45
2年経過2000.6
3年経過250250.75
IRR →36.15%

IRRは36.15です。驚異的です。

ここで注意!

先の高配当銘柄は10年の時間軸で考えています。

これは比較対象になりません。

高成長銘柄は、その後成長が鈍化するケースもあります。

ここでは仮に3年目までは高成長、その後配当利回り変化なく、成長は鈍化し10年保持したとします。

経過時間株価の推移IRR計算用
開始100-100
1年経過1500.45
2年経過2000.6
3年経過2500.75
4年経過2520.756
5年経過2540.762
6年経過2560.768
7年経過2580.774
8年経過2600.78
9年経過2620.786
10年経過264264.792
IRR →10.66%

IRRは10.66%となり、結構高いです。

実際どうなるとわかりませんが、、、

3年で利益を確定し、次の投資対象へ資金を投じる!

…がIRR的には投資効率がよいという事になるかと思います。

投資信託のケース

例えば、米国市場主要指数に連動するインデックス型投資信託に資金を投じた場合を計算してみます。

とある銘柄ですと6年で75%上昇でした。

順当に上昇したと考えて10年で計算してみると…

経過時間基準価額の推移IRR計算用
開始100-100
1年経過12.5
2年経過12.5
3年経過12.5
4年経過12.5
5年経過12.5
6年経過17512.5
7年経過12.5
8年経過12.5
9年経過12.5
10年経過225237.5
IRR →17.85%

IRRは17.85%です。

なかなかなものです。

日本の高配当銘柄と比較した場合、配当と共に値上がりもそこそこないとこういった風にはならないですね。

米国株ETFなどに投資すると、

株価の上昇と配当金の増加が見込めるため、IRR値が高く、投資効率が良い!!

という事になりそうです。

あくまでも投資を判断する上での目安

IRRは高い方がよさそうですが、完全に未来を読み切れないと想定どおりの利益を得られず、状況によっては損をするケースもあります。

株式を例に考えると、

「配当を高くし過ぎて、経営悪化、株価急落」

「投資対象として最初は株価が上昇したが、その後は鈍化」

なんて事になると、ダメですよねぇ(^^;

IRR値が高くなる期間や売却するタイミングなどうを「見通す力」と「判断力」が必要なんだと思います。

最後に

私自身、総合的に良い結果を導くだけのスキルはないですが、

投資対象の状況から中長期と短期で投資すべきかを判断できるスキル

があれば、見込んだ通りIRR値が高くなるタイミングで投資できるんだろうなぁと思いました。

IRR値を求めているっぽい感じで投資してみましょうかね(^^

上手くいかんでしょうど(笑)

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