「イギリスEU離脱」って何?

ニュースで「イギリスEU離脱」「ブレグジット」と言われてよく騒がれてます。

イギリスが離脱、離脱と騒がれ、ドイツの景気が不安定になり、ヨーロッパ経済が後退気味になり、世界の株式市場に影響を与えるケースがありました。

「どういう事なん?」と疑問に思いましたので、自分なりに整理してみました。

ただし、チョー簡単に…

そもそも「ブレグジット」って何?

「ブレグジット」とは、英語で”Brexit”と記載します。

英国を表す”Britain” と退出を表す”exit”を組み合わせて作った造語で、イギリスのEU離脱の事を指してます。

なんでEUを離脱したいかというと、根幹は

自分たちで色々決めたいのに決められない

という事みたいです(^^;

「移民問題で色々と不満があるがEUの中では人の移動は自由だからどうにもできん!!」

というので爆発しちゃったんですね。

ハードブレグジットとソフトブレグジット

ニュースでよく「ハードブレグジット」「ソフトブレグジット」なんて言葉を聞きます。

これはどういう意味かと言いますと

”ハード”は「合意なき離脱」ですね。

色々な取り決めなくEUを離れてしまう事を指します。

”ソフト”は「欧州との統一経済の仕組みを維持しつつの離脱」ですね。

これは意味ないやん!とイギリスの議会で反対されたようです。

なんで欧州不安で世界の株式市場が反応することがあるの?

色々と調べてみましたが、

ブレグジット単体では顕著な影響は出てない

という状況のようです。

イギリスでのEU離脱を問う国民投票のタイミングでは欧州に経済的な不安がなかったのですが、つい最近話題にあがっているのが

ドイツ経済指標の悪化

でした。

ドイツは経済が強く、欧州経済の支え的な立ち位置ですが、

  • ドイツ経済の悪化
  • ブレグジットによるEU経済の不安
  • 米中摩擦の影響(EUは中国の経済に敏感)

といった状況が重なりました。

結果、少し前になりますが、アメリカ市場が欧州不安やドイツの経済対策で、アップダウンしてしまい、日本の市場も追従するという影響が出たんですね。

欧州経済が不安定になると、円高と株安が進む可能性もあり、注意が必要だ!

なんて声もありますので、個人的には結構気になってます。

非常にわかりやすいNHKの特集サイト

色々と調べて行きついたのですが、NHKで特設サイトが設けられています。

あまり情勢に詳しくない私にも理解できたので、非常にわかりやすいサイトなんだと思います。

総選挙でEU離脱を掲げた与党・保守党が圧勝、イギリスは2020年1月31日にEUから離脱します。最新のニュースやこれまでの動きなどがわかるサイトです。

勉強になりました!

最後に

株式投資を始めた頃は、あんまし世界の情勢を気にしてませんでしたが、本気で資産運用を考え始めてから、色々とニュースが気になってます。

各種問題が重なると、株式市場が過剰に反応するケースもあるので怖いですよね。

横目でリスクを気にしつつ、市場から退場しないですむよう、投資を続けていきたいと思います(^^;

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