金融庁の「老後2000万円問題」のレポートの件、って結構尾を引きましたよねぇ。
こういった事あるけど、実際年金ってどないやねん?
と気になったので、年金について調べてみました。
こちらが話題になっている報告書
以下が話題になっている報告書です。
さらっと確認するのであれば
(別紙2)と(参考)
がまとまっていて良いと思います。
ちなみに、
「公的年金は意味ないで」
と言っているのではなく、
「年金も退職金も昔ほど期待できひんから、早くから自分で資産形成を始めなアカンで~。」
と言うてるように見えますね。
ほんで、実際年金はどうなってんのん?
年金は自分が払ったお金を積み立てているのではないんですよね。
現在支払っているお金は、現在受給している人たちに支払われています。
こいうやり方を
「賦課(ふか)方式」
というそうです。
少子高齢化が進んでいるんで、現役世代で支える人数が多くなってきているので厳しくなっている現状はあるようです。
自分で積み立てるのは「積立方式」というんですが、色々問題を耳にすると「積立方式にすればええんちゃうん?」と考えてしまいがちですが、どちらにしてもリスクがあるようです。
こちら厚生労働省の説明ですが、マンガなので非常にわかりやすいと思います。
物の値段は変化します。
自分が小さい時や子供の時のことを思い出すと値段は上がってますよね?
例えば、私の子供の頃はジュースと言えば自販機でワンコインの100円でしたが昨今は違いますよね。
今(2024年1月更新)やと非常にわかりやすい状況やと思います。
これはお金の価値が下がっている、目減りしているのと同じ
って事です(-_-;)
こういった物価の変化には「賦課方式」が対応しやすいと考えられています。
せやけど少子高齢化では結局厳しいんちゃう?
少子高齢化が進んでいるため、厳しいのは間違いないみたいです。
このため、平成16年に制度を見直し、調整するよう対応したようです。
現状では5年毎の実績をもとに見直しがかかってて、平成26年の検証結果は既に報告されてるみたいです。
まだ詳細確認できてませんがかなりのボリュームがありますね(^^;
やっぱりややこしい…
色々な仕組みがあってややこしいっす…
ただ、ニュースで言われてる内容だけ見てると
ってなりますな(^^;
平成26年の検証結果がどうだったかまで把握はできてないけど、政府としても仕組みを作って対策をしています。
このような社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)を元に、年金の給付水準を自動調整する仕組みを「マクロ経済スライド」っちゅうらしいです。
こういった仕組みもあるんで、社会情勢にあわせて調整されながら年金は継続していくんだと思います。
…と考えると、問題になったレポートですが、
仕組みを作って対策したけど、年金は昔ほどエエ状態やないし、社会情勢の変化によっては厳しくなってるで。せやから、豊かな生活を送りたいんやったら、年金額を把握して若いうちから資産形成を始めて必要額を準備する必要があるんやで。
といっているんだと理解しました。
実際どれくらいお金がかかるんかは、
生活水準と住んでいる地域
が大きく影響して必要金額が変わってくるし、自分自身に必要な金額を把握して、資産形成できるようにしてきたいです。
せやけど、、、
政府も絞めるところは絞めてもらいたいです(-_-;)
ほんままぢで。