配当金と株主優待、利回りがポイントやで~

昨今、株主還元が叫ばれとるんで、

株主優待なくなるんちゃうん…

えっ!!廃止になったやん… ( ノД`)シクシク…

(私の場合はオリックスとか、日本取引所グループとか、、、)

といった事が実際ありましたが、新規で株主優待を取り入れる会社がでてきています。

新NISAで株式投資にチャレンジする人は、

配当金と株主優待

はちゃーんと理解しといた方がエエと思います。(*’ω’*)

詳しくなっていくと銘柄を選ぶ基準の一つになったりもします。

では、用語と考え方を説明しときましょ。

① 配当金ってなに?

配当金は、

会社が儲けたお金の一部を株主に還元してくれる分配金

で、会社によって金額が違います。

どうやったらもらえるかというと、対象となる会社の株式を持っていると

「配当金をもらえる権利」

がついてきます。

見るサイトや情報元によって違いますが、例えば

単元株(通常の株式取引で売買される単位)100万円

配当利回り(会社予想)3.0%

とあった場合、

3万円(年間)

の配当金がもらえます。

だいたい1年に2回配当が多いんちゃうかな。

1回の会社もありますが、だいたいです。

(個人の感想です。(‘◇’)ゞ)

② 配当利回り

配当利回りは、

持ってる株式の数でもらえる配当金の利回り

です。

計算式で書くと

配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷1株当たりの購入価額×100

って感じ。

Yahoo!ファイナンスで見ると情報がでていたりますが、こんな感じですね。

Yahoo!ファイナンスより

最終は対象となる会社が配当金をいくら出すかを決めてます。

③ 配当利回りを見るときの注意点

株式の銘柄を選ぶ際に、

「この会社、配当金めっちゃ高いやん!!!」

「利回りめっちゃ上がってるやん!ここメチャええやん!!」

と思って、それだけで選ぶと痛い目に合うんすよね・・・

例えば、

  1. 会社が無理して高くしている場合
  2. 記念配で一時的に高い場合

とったケース。

1.やと釣られて買い付けた株主が、決算とかで会社予想の配当金がガクっと下がって、株が劇下がりしますね。

買い付けて決算またいだ時にエライ後悔する事になります。

「会社が儲けたお金の一部を株主に還元」するんですから、無茶したら厳しいのは当たり前ですよね。

2.は一時的やから翌年になると元に戻って「なんで??」ってなってしまいます。

配当金目当てで投資するにゃったら、飛びついて買い付ける前に、

  • 規模が大きく安定している会社か?
  • 会社の売上と利益が緩やかに右肩上がりか?
  • 5~10年の配当金が一定もしくは緩やかな上昇か?
  • 配当金が通常と比べてとびぬけて上がってないか?(特別配、記念配でないか?)

ぐらいは、確認してから買い付けた方が、エエんちゃうかなー・・・と思います。

私はそんなに詳しくないので、まず上記と他色々なものに頼っていますが、エライ人はもっとエエ目利きしてはると思います。(‘◇’)ゞ

④ 株主優待ってなに?

株主優待は、そのまんまですが

「株主が優待をもらえる権利」

で、株を発行している会社が株主に対して配当金とは別に品物やサービスを提供してくれる制度です。

これは日本特有のもんですね。

会社によって品物やサービスが違ってます。

こーんな感じでしょうか。👇

これは

「企業の株主に対しての感謝の気持ち」

といってもエエんちゃうか、と思います。

成長し続け、株主にも還元してくれる会社は応援したくなりますし、対象の企業にお金を落とそうと考えちゃいます(^^)

会社によってですが、

  • クオカード
  • オリジナル金券
  • カタログギフト
  • 割引券

とかがもらえ、長期間保有すればレベルアップすることも有ったり無かったり(笑)です。

会社によってちゃいますけど、年2回のところも有ったりするんで、経営的に安定していて年2回出してくれる会社なんかはエエ感じやないですかね。

あくまでも安定して無理のない範囲でやってくれてはる会社に限りますけれども。(*’ω’*)

⑤ 優待利回りとは

優待利回りも、基本的には配当利回りと同じ考え方です。

株主優待が株に投資したお金に対してどれくらい戻ってくるか

が「優待利回り」です。

計算式で書くと

優待利回り(%)= 優待品の換算金額(年間合計)÷ 優待をもらうのに必要な投資金額×100

になります。

例えば、

単元株(通常の株式取引で売買される単位)100万円

で、株主優待が

1万円相当の商品

だった場合、

優待利回り1.0%

になります。

⑥ 株主優待銘柄を選ぶ場合の注意点

先にも書きましたが、

「いきなり株主優待廃止を発表!!」

👇

「株価劇下がり…」

。。。_| ̄|○

の流れが最悪のパターンです。

絶対全部の株価が下がるわけではないですけど、安定して好業績の会社さんやったら一時的に下げてもしばらくしたら戻っているケースもあります。

どこがいつ辞めてしまうかわからへんので、なんぼ株主優待銘柄で総合利回りが高いやつでも、高値掴みだけはしーひんようにしておいた方が無難やと思います。(^^;

次に

「こんな優待つづけられへんのちゃう?利回り高過ぎひん??」

って場合も注意が必要ですな。

配当金と同じく、会社の利益から捻出して株主に分配しているもんなんで、配当金がどれくらいなんか(0円であればエエかな)みたいなポイントを見る感覚も持っておいた方がよいと思います。

あと、「つなぎ売り対策」やと思うんですけど、

「一定期間持ってないと権利をえられない。」

という銘柄や

「1年以上持つと、ランクアーーーップ」

みたいな銘柄もあるので、理解して取引しんと、

株主優待もらえませんやん・・・

みたいな事になりますね。

これに関連して貸株みたいな制度があるところも注意が必要ですが、これについてはここでは割愛させてもらいます。

参考までですが、、、

貸株とは 簡単に言うと、 株を貸してお金をもらうサービス です。 保有している株を証券会社に一時的...

最後に、、、利回りが1つの判断基準やったりします!

先にも書きましたけど、株式で銘柄を選定する時の1つの判断基準として「利回り」があります。

配当利回り、優待利回りから以下のような式ができあがります。

配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷1株当たりの購入価額×100
優待利回り(%)=優待品の換算金額(年間合計)÷優待をもらうのに必要な投資金額×100
株の総合利回り(%)=配当利回り(%)+優待利回り(%)

になります。

先の例で記載すると、

配当利回り3.0%+優待利回り1.0% → 総合利回り4.0%

って事になります。

総合利回り4.0%以上やったら割とエエ感じやないでしょうか。

総合利回りがなんぼ高くても、「何やらショック」やらなんやらで株価が一時的に下がったり、長期間低迷することもあるんですよね。

そんな状況に我慢できひんと思う人は、

高値掴みしーひんように取得タイミングを図ったり、、、

前述の「配当金を見るときの注意点」に書いてるような、利回り以外の指標で判断して銘柄を選んでみたり、、、

と注意して銘柄を選んだ方がエエと思います。

投資経験が浅い時ほど、持ってる銘柄の株価が劇下がりしているのを見ると狼狽してまうもんですから。

・・・と、色々書きましたが、

色んな人が自分の持っている銘柄を「ええ銘柄や!!」って言うたり、「こうやったら得するで!」と言うたり、ほんま情報があふれかえっていると思います。

結局、最後は自分で銘柄を選ぶんで、人に言われた事をうのみにせず、色々見て、考えて、見る目を養ってください。

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