松下幸之助さんの「任せて任さず」。
若い時から知っているのですが、年を取ってから理解が深まったような気がします。
松下幸之助さんの情報はこちら
こちらPanasonicの松下幸之助さんの事が記載されたサイトです。
「任せて任さず」の背景
松下幸之助さんが体が弱かったこともあり、任せるしかない部分も少なからずあったそうですが、経験がなくとも、その人の可能性や人となりを見て、大きな仕事を任せる事があったとのこと。
部下の報連相を押さえ、しっかりと指示を出されたそうです。
「任せているが、任せっぱなしにしない」、これが「任せて任さず」ですね。
仕事の任せ方がまずいケース
子供にしても、部下にしても、「何かを任せる」「何かを考えさせる」としますよね。
その時に、手間取ってしまう場合、どうされますか?
「自分がやった方が早い!」
「大失敗だ!あとは俺がやる!!」
としてしまうケースってありませんでしょうか。
これは「任せて任さず」ではなく、そもそも「任せていない」という事になります。
何がダメなのか
人を成長させようと思ったら、やらせてみて難しいところや上手くいかないところ、失敗する可能性のあるところをフォローし、成功に導いて経験を積ませることが必要となります。
子供、部下など、未経験の人に教える場合は、
可能性を信じて手を添える
事が大事です。
ただし、注意点があります。
実力を大きく超える、その人を潰してしまうようなものを与えるとお互いに不幸になります。
相手の実力や成長を見極めつつ、任せていくのが理想的ですね。
自分にとっても大事
「自分自身も成長する」という観点で考えた場合、
- 自分のできる事は人に任せる
- 任せた分、自分は新しい事に目を向ける
- 任せた人をフォローし、育てて、より大きな成果を得る
といった事が大事だと思います。
最後に
「任せて任さず」は言葉としては短いですが、非常に深い言葉だと思います。
「任さない」「任せきることができない」はダメですね(^^;
この言葉をかみしめて、仕事と子育てと頑張ります。